初心者講座 第3回 ・ 約8

対局の流れ — 配牌からツモ・打牌、和了まで

麻雀は「局(きょく)」という単位を繰り返して進みます。1局の流れを覚えれば、あとはその反復です。この講座では、配牌から和了までの流れと、親と子の違い、鳴きの基本を順番に見ていきます。

ゲーム全体の単位

  • 東風戦(トンプウセン):東1局〜東4局の最短4局。短時間向き
  • 半荘戦(ハンチャンセン):東4局+南4局の計8局が基本。Mリーグもこの形式

各局には「親(オヤ)」が1人いて、残り3人が「子(コ)」。親は和了すると点数が1.5倍ですが、他家に和了されると次の人に親が移ります。

1局の流れ

  1. 配牌(ハイパイ):全員に13枚が配られる
  2. ツモ:自分の番に山から1枚引く(手牌が一時的に14枚に)
  3. 打牌(ダハイ):いらない1枚を捨てる(13枚に戻る)
  4. これを反時計回りに繰り返し、誰かが和了するか、山が尽きて「流局」になるまで続ける
二萬(リャンマン)三萬(サンマン)四萬(スーマン)六萬(ローマン)七萬(チーマン)4筒(スーピン)5筒(ウーピン)6筒(ローピン)8筒(パーピン)8筒(パーピン)4索(スーソー)5索(ウーソー)西(シャー)西五萬(ウーマン)ツモ
自分の番: 13枚の手牌に1枚ツモって一時的に14枚。ここから1枚選んで捨てる。

和了の2つの方法

  • ツモ:自分で引いた牌で完成。「ツモ」と宣言し、3人全員から点数をもらう
  • ロン:他人の捨て牌で完成。「ロン」と宣言し、捨てた人から全額もらう

この「ロンされた側が全額払う」仕組みがあるため、麻雀は攻めるだけでなく、危ない牌を捨てない守備が重要になります(第6回・守備入門で詳しく扱います)。

鳴き(フーロ)— 他人の牌をもらう

他家の捨て牌を使って面子を完成させる行為を「鳴き」と呼びます。順子を作るチー(左隣からのみ)、刻子を作るポン(誰からでも)が代表です。手は速くなりますが、使える役が減るという代償があります。

まとめ — 1局のサイクルを体で覚える

配牌13枚から始まり、ツモと打牌を繰り返して手牌の完成を目指す。和了はツモとロンの2通りで、親のときは点数が1.5倍になる。まずはこのサイクルを反復して体で覚えることが、次の講座で学ぶ「役」への近道です。