初心者講座 第7回 ・ 約10

牌効率入門 — 「受け入れ枚数」で最速のテンパイを作る

同じ配牌でも、捨てる牌の選び方で和了率は大きく変わります。その選び方の理論が牌効率(はいこうりつ)です。

ターツの優劣を覚える

あと1枚で面子になる2枚組を「ターツ」と呼びます。強さには明確な序列があります。

待ち受け入れ
両面(リャンメン)四五三・六最大8枚
嵌張(カンチャン)四六五のみ最大4枚
辺張(ペンチャン)一二三のみ最大4枚
四萬(スーマン)五萬(ウーマン)

両面 8枚

三萬・六萬の2種を待てる

四萬(スーマン)六萬(ローマン)

嵌張 4枚

間の五萬のみ

一萬(イーマン)二萬(リャンマン)

辺張 4枚

三萬のみ。伸びしろもない

両面はカンチャン・ペンチャンの2倍の受け入れがあり、さらにピンフがつき、リーチ時の和了率も高い。「両面は正義」が牌効率の第一原理です。もっと多くの形は良い形・悪い形図鑑にまとめてあります。

孤立牌は「3〜7」を残す

まだ相方のいない1枚(孤立牌)は、周りの牌とくっついてターツに成長します。端の牌(1・9)より真ん中の牌(3〜7)のほうが両面を作りやすいため、字牌→1・9→2・8→3〜7の順に手放すのが基本です。

迷ったら「受け入れ枚数」を数える

「どちらを切るか」で迷ったら、それぞれを切った後に手が進む牌が山に何枚あるかを数えます。例えば二萬と七筒で迷ったとき、二萬を切ると受け入れ20枚、七筒を切ると受け入れ28枚——なら七筒残し。この「数える習慣」こそが上達の本体です。

プロの牌効率を「観て」学ぶ

Mリーグの対局では、画面に各選手の手牌がすべて公開されます。「自分ならどれを切るか」を考えてから選手の打牌を見る——これが最高の牌効率トレーニングです。Mリーグ観戦ガイドとあわせてどうぞ。学んだ牌効率は何切るドリルですぐ試せます。

諸葛孔明 曰く

両面は正義。数えることを面倒がる者のもとに、東風は吹かぬ。