戦術コラム2026-07-07

観る雀は最強の上達法 Mリーグ観戦を活かす3習慣

最終更新:2026-07-07

「麻雀が強くなりたければ実戦を打て」とよく言われる。半分は正しい。しかし実戦には決定的な欠点がある——自分の選択が正しかったのか、答え合わせができないのだ。

Mリーグの中継には、その答えがある。全員の手牌が公開され、トッププロの選択がリアルタイムで解説される。これは麻雀の歴史上、かつて存在しなかった水準の教材だ。問題は、ほとんどの人が「ただ観ている」ことにある。この記事では、観戦をそのまま上達につなげる3つの習慣を紹介する。

習慣1:打牌の前に「自分ならどれを切るか」を決める

注目選手の手番になったら、打牌の前に一時停止するつもりで自分の選択を先に決める。一致すれば感覚の答え合わせ、外れれば学びの入口だ。特に勝又健志小林剛のような理論派の選手は、「なぜその牌なのか」を解説陣が言語化してくれることが多い。

習慣2:リーチが入った後の「他家」を観る

初心者がMリーグ観戦で最も学べるのは、実は攻撃ではなく守備だ。リーチが入った瞬間、他の3人が何を捨て始めるかを観察してほしい。現物、スジ、字牌——守備入門で学んだ知識が、プロの実戦でそのまま動いているのが見える。

習慣3:1日1つ、知らなかった用語を引く

実況の言葉には必ず知らない用語が混ざる。「ワンチャンス」「先切り」「供託」——聞き流さずに用語辞典で1日1語だけ引く。半年続ければ、観戦の解像度は別物になっている。

観る雀は、裏切らない

実戦は運に左右されるが、観戦から得た知識は蓄積しかない。今夜の対局から、この3つの習慣を試してみてほしい。