WHITEPAPER ─ 設計書

Janrandir経済圏の設計書

遊んだ記録が、チェーンに刻まれた資産になる。麻雀・対戦・育成の「遊び」と、軍功・JPYS・英傑カードNFTの「経済」がどう接続されているか、その全設計をここに公開します。

第1版(2026年7月)/ 現在はβ運用(テストネット刻印)/ English version available

一、思想 — なぜゲームにチェーンを繋ぐのか

ゲーム内ポイントは通常、運営のデータベースの中だけに存在します。それは「運営が消せば消える数字」であり、プレイヤーの積み上げは運営の善意に依存しています。Janrandirはこの構図を逆転させます。付与の記録を毎日BSVブロックチェーンに刻印し、誰でも検証できる公共データにする。プレイヤーの武功は、運営ですら書き換えられない歴史になります。

一方で、投機は持ち込みません。ポイントは無償付与のみ・譲渡不可・換金不可。NFTは「Lv60まで育て上げた」という達成の記念刻印です。遊びが先、経済はその影。これがJanrandirの設計原則です。

二、ゲームレイヤー

  • 特訓の間 — 英傑とのAI麻雀(四麻・三麻)。対局終了時、同卓した英傑に順位別の修行値が入ります。6桁ルームとクイックマッチによる対人戦にも対応
  • 闘技の間 — 英傑31人の対戦格闘。1対1の一騎討ちに加え、史実の縁(桃園の誓い・司馬一族など)が補正になる3対3の三人マンセル、録画した自分と戦うゴースト対戦、そしてリアルタイムのオンライン対人戦を備えます。勝利+40・敗北+12の修行値。武器は種別12種×五行属性で攻撃力・攻撃範囲・攻撃速度が決まります(攻略ガイド
  • 道場 — 英傑をLv60(極)まで育成。メインキャラ設定・衣装・旗装備・軍功とNFTの管理はここで行います

三、軍功ポイント

対局・育成の成果と同期して貯まる無償ポイントです。

獲得条件軍功
対局で修行値を獲得修行値と同量
プレイ報酬(麻雀・闘技は1戦+10、ドリルは正解+2。日次上限あり)+2〜+10
初陣(初めて修行値を得る)+100
ログインボーナス(1日1回)+5
英傑をLv60(極)に到達させる+1,000

付与はすべてデータベースのトリガー(サーバー側の自動処理)でのみ行われ、クライアントから台帳に書き込む手段は存在しません。台帳は追記専用で、後からの改変も削除もできない構造です。

軍功は無償で付与されるサービス内ポイント(マイレージ型)であり、対価を得て発行する前払式支払手段には該当しません。譲渡・換金・払戻しはできません。

四、チェーン刻印とJPYS

軍功の記録は二段階でBSVチェーンに接続されます。

  • 日次刻印 — 毎日、その日の全付与イベントを正規化してハッシュ化し、件数・未使用総量とともにOP_RETURNでチェーンに刻みます(個人情報は一切載せません)。台帳が後から改竄されていないことを、誰でも数学的に検証できます
  • JPYS実配布 — 軍功と同量のJPYSトークン(STAS 3.0/DSTAS・1JPYS=1satoshi裏付け)を、会員ごとの記録アドレスへ実際に送付します。記録アドレスの鍵は運営がHD派生で管理し、サービス内でのみ意味を持ちます

マイページの獲得履歴から、各イベントの刻印トランザクションをブロックエクスプローラーでそのまま確認できます。

五、英傑カードNFT

英傑をLv60(極)まで育て上げると、その英傑のカードNFTが1Sat Ordinals形式で発行されます。

  • 通し番号 — 英傑ごとに「第1号」から採番。最初にその英傑を極めた一人だけが第1号を持てます
  • 五行カードデザイン — 木・火・土・金・水の属性別カード枠に、英傑の立ち絵・勢力章・五行章・シリアルを刻んだ一枚絵
  • 完全オンチェーン — カード画像そのものをトランザクションに刻印(インスクリプション)するため、サーバーが消えても画像は失われません
  • 原本(COLLECTION) — 運営発行のコレクション版。マーケットプレイスでの頒布用です

六、マーケットプレイス「Aglarond(燦光洞)」

英傑カードの流通のために、BSV上の1Sat OrdinalsマーケットプレイスAglarond(燦光洞)を自社開発しています。エスクローも決済コントラクトも使わない、ビットコインのトランザクション検証そのものを決済の原子性とする設計です。詳細な設計書はAglarondのホワイトペーパーで公開しています。

  • 出品=部分署名済みトランザクション(PST) — 売り手の署名自体が「私宛にX satoshisを払う限り、誰がこのNFTを取得してもよい」という注文書になります
  • 板の全文オンチェーン公開 — 注文はOP_RETURNで公開され、サーバーが消えても誰でも検証・約定できます
  • 取下げ=自己移転 — NFTを自分に送るだけで注文は数学的に失効。プラットフォームの善意に依存しません
  • ロイヤリティのプロトコル強制 — クリエイター料率は注文レコードごとチェーンに刻まれ、約定時に必ず分配されます

七、五行と武器

全英傑は五徳終始説(漢=火徳→魏=土徳→晋=金徳)と人物の逸話に基づいて木・火・土・金・水いずれかの属性を持ちます(各6人)。武器のパラメータは「武器種の基礎値×属性補正」で決まり、闘技の間の攻撃力・攻撃範囲・攻撃速度に直結します。属性間には相剋(木剋土・土剋水・水剋火・火剋金・金剋木)があり、有利属性への攻撃は威力が上がります。

八、対戦基盤 — 公平性は設計で担保する

オンライン対戦は「運営を信じてください」ではなく、仕組みそのもので公平になるよう設計しています。

  • 決定論エンジン — 対戦の計算はすべて「同じ入力なら必ず同じ結果」になるよう作られています。オンライン対戦では両者の端末が同一の対局を並行計算し、互いに入力だけを毎フレーム交換します(ロックステップ同期)。相手の端末に自分の操作以外を偽装する余地がありません
  • 同期検証 — 対局中、両端末は定期的に状態の指紋(ハッシュ)を突き合わせます。改造クライアントが自分に有利な計算をすると即座に不一致が検出され、対局は無効になります
  • 対等条件 — オンライン対人戦では育成レベル・旗などの補正はすべて無効。勝敗を分けるのは操作と読みだけです
  • サーバーの役割は最小 — マッチングサーバー(東京リージョン)は「2人を引き合わせ、乱数の種を配り、入力を転送する」だけで、ゲームの内容には関与しません。景品の付与(軍功・NFTミント)は別途サーバー側の認証で守られています

九、ロードマップ

フェーズ内容状態
β軍功・刻印・JPYS配布・NFT発行(テストネット)稼働中
対戦オンライン対人戦(格闘=ロックステップ同期/麻雀=ルーム・クイックマッチ)・ゴースト対戦稼働中
正式版メインネット移行(台帳はそのまま・チェーン記録を本番再刻印)準備完了
市場Aglarondでの英傑カード流通・コレクションビッド開発中
将来コベナントによるロイヤリティの数学的強制・ウォレット接続による非カストディアル化・装備NFT・ロールバック同期(遠距離回線最適化)設計中

十、法的事項・免責

  • 軍功およびJPYSは無償付与のサービス内ポイントであり、譲渡・換金・払戻しはできません。投資商品ではありません
  • 英傑カードNFTはゲーム実績の記念として発行されるデジタルアイテムであり、将来の値上がりを約束するものではありません
  • β期間中のチェーン記録はテストネット上にあり、正式版移行時に本チェーンへ再刻印されます(ゲーム内の残高・授与記録は影響を受けません)
  • 本ページは情報提供を目的としたものであり、金融商品取引の勧誘ではありません

仕組みへの質問・提案はJanrandirについてからどうぞ。まずは特訓の間で一局、闘技の間で一戦を。あなたの武功が、今日から歴史に刻まれます。